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外国への送金

外国へ送金するのに、どんな手段があるか洗い出す…なんてことが必要になる仕事をされている方も結構増えてきているのでしょうか。

 

今回、諸事情あって海外送金方法をあれこれ調べて行うという機会があったので、ダラダラと書いていきます。

 

①銀行送金

やはり最も信頼できるのはこれです。

相手方の口座がわかっていれば、最もリスクが少ない方法です。

 

しかし…予想以上に手続きは厳しいです。特に金額が大きいときは。

「犯罪収益移転防止法」によるもの(らしい、ですが。すみません…)で、

・どういう理由で送金するのか

・お金の出どころはおかしくないか

・送金口座は新しく作ったようなものではないか

…など、多くの資料を提出する必要があります。

相応の時間を要すると考えておくことが大切です。

 

②住所あて送金

ゆうちょだと「マネーオーダー」と言われるサービスで、相手に為替証書を送付して、向こうの郵便局で現金に変えてもらうというサービスがあります。

ただし、この場合は為替証書の上限額が7万円と決まっており、多額になってくると枚数が増えます。また、郵送自体は普通の郵便なので、時間もかかるなど不安もぬぐえません。。

 

他方で、ウェスタンユニオンといったサービスもありますが、小口の送金を想定しているため、為替手数料が相応に高いことや、一回50万円、月に200万円までといった上限額が定められています。

 

③現金送付

現金を、保険付きで郵送することもできます。1パック50万円程度までの保険をつけられますが、郵送途中で紛失したり、盗難にあったりというリスクはぬぐえません。

 

 

今回は、あれこれ試行錯誤した結果、口座に送金をしましたが、審査には数日要しました。

金額がどの程度の場合に、どの手続きが最もフィットするのかを考えながえら選択するのが良い、といったところでしょうか。

 

国内と国外、こんなに差があるもんだなあ…と改めて感じた経験でした。