今年の司法試験の合格発表が昨日ありました。
法務省の発表によると、合格者数は1543人。
昨年より40人減ですが、1500名は維持されました。
また、合格者の平均年齢は28.8歳。
私が受かった年齢よりはちょっと上、でしょうか。笑
皆さんが興味があるのは、
「弁護士は儲からなくなったらしい」
というくらいのことでしょうか。苦笑
有資格者として思うのは、資格を取ったから安泰…なんていうことが果たして昔から現実にあり得たのか、ということです。
年輩の方が弁護士になったような何十年も前は弁護士になること自体が極めて難しく、人権を守りつつ新しいことにもチャレンジするというバランス感覚を持ち、資格を取ったあともずっと努力し続けられる優秀な人だけが弁護士になっていたというだけのことではないでしょうか。
今は合格者が増えました。
いろんなタイプの人がいます。
中にはこの仕事にフィットしていない人もいるかもしれない。この仕事で食べて行きづらい人がいるかもしれない。
そういうことかと。
いろんなことをやらせてもらっていますが、基本的人権を守ること、ビジネスをバックアップすること、社会問題に関心を持つこと、どれもちゃんとつながっているはずですが、まだ自分の中では整理されてはいません。
日経の記事によると、予備試験合格者からの最終合格が、人数と合格率ともにトップとのこと。
当たり前ですが、レッテル貼られるようになるんでしょう。