台風で弁護士に相談するなら

台風21号が関東を通り過ぎて行きました。

千葉県や茨城県でも、浸水被害などが出ていたようです。

私は、東日本大震災を経験しました。
あの時は、震災から一週間くらいで訳も分からず津波の被災地に飛んで、法律相談をしました。

今回も、自宅が壊れたとか、浸水したとか、さらには貸し屋で破損が生じたとか、いろいろなことが起きたことと思います。

こういう被害が起きた時の行動パターンとして、性格が几帳面な人ほど自分であれこれ対応してしまって、後々使える制度を見逃してしまう、ということがあります。

東日本大震災の時の保険の問題、ローンの問題、いずれも少し様子を見た人の方が、適用対象になる人が増えたりといった恩恵を受け、様々な制度が使えたということがありました。

今回も、
①応急措置は取る(屋根の修繕など)
②最終措置を急がないもの(何かの支払いや返済など)は先延ばし
③実施済みのことは証拠を残す(写真、書面など)
というルールで対応するのが良いのではないでしょうか。

異常気象と言われることも増えてきました。
衣食住だけでなく、法律面でも普段からの心の準備が大切ですね。