都議選

都議選は、小池知事が圧勝したようです。
都内通勤車の多い首都圏では否が応でも気になりますよね。


自民党は23議席と大幅に議席を減らしました。
前回からの勝ち負けでみると、
<勝ち>
   都民ファ、共産、公明
<負け>
   自民、民進
となります。

負けたのが自民党と民進党というのが興味深いと思いませんか。
つまり、自民は諸問題で反発を食らい、その受け皿として都民ファーストが勝利。
さらに、その受け皿争いで民進党が負けた、という。
なので、小池都政の支持とは全く話が違うと思われます。

他方で、共産党と公明党は、支持基盤を母体にジワジワと支持を増やしている結果で、都民ファーストとは勝利の質が違うと見ています。

今後は反自民の受け皿争いが焦点になりそうです。ただ、反自民は党の中からも生まれるという不思議な懐の深さを見せるのが自民党の面白いところです。

それにしても、独自の価値観による二大政党制が根付かないのは、もしかすると日本の国民性とつながりがいるのかもしれませんね。
結局、大きな方向性で見ている先は一緒という。

今後の内閣支持率の動きも注目です。